初めての海外研修は東日本大震災の約10日後、成田空港で大きな揺れを感じての出発でした。
翌年はヨーロッパへ
それから長いコロナ禍を経て早12年、世界情勢・物価上昇・進行する円安で何かと動きにくい状況。そんな時だからこそあえて動くことで見て聞いて実際に経験する。帰国後のテストで点数や順位が爆上がりすることはほぼありませんが、多感な時期の経験は後々の価値観や思考に大きな影響を与えます。
次の春休みは久しぶりに海外研修を計画しています。
キズカンでは社会的なこと、政治的なこと、経済的なこと、さまざまなテーマを扱っています。
ロシアのウクライナ侵攻に関するテーマも何回か取り上げました。
しかし、世界各国の動きや報道を見聞きしていると、すべては”個々の事情”で動いているのだということが誰の目から見ても明らかになってきている気がします。
もちろん子供たちもそんなことはハッキリ感じ取っていることでしょう。
となると・・・
育み身につけるべきは客観的に認知できる物事の正誤ではなく、自分なりにその物事の裏側・根本を考え、自分なりに理解した上で、自分の意見を持ち、自分の立ち位置を決める力でしょう。
「正しい答えがある問題や期待されている答えのある課題に対して、決められた時間で、他者よりも高いレベルでその答えに近づける力」は”こども自身”の価値観に応じて日常の勉強で身に付きます。
差がつくのはそこから先です!!!